多文化の処方箋 アルク新書(13)

画像をクリックするとアルクオンラインショップへ移動します
教材の内容 -アルクより-

NGOのワーカーとして「外国人のこころのケア」に奔走する一人の精神科医の、実際の経験を基にした「多文化外来」の記録。「国際化ニッポン」の現状と未来が見えてきます。

「先生、往診のようです」「ようです」という表現が気になった。往診なのか、そうでないのか、電話を受けた看護婦もはっきりしないらしい。妙な気持ちを抱えて病院の車に乗り、夜の山の中を走り出した。そして地球の底のような山に囲まれたある山村の古びた農家にたどり着き、その寒々とした仏間に入って見たものは、寒さゆえか褐色の肌が荒れ果て、ぶつぶつと独り言を言って放心状態となったフィリピン人女性だった。
―本書「異郷に暮らすということ」より

CONTENTS●第一章 移住はこころにどんな影響を及ぼすのか(異郷に暮らすということ 移住は精神障害を引き起こすのか?/新たな自分を求めて 移住にかかわる七つの「危険因子」/峠を越える人たち 適応段階における「やま場」/みんな不安の十一月 「身体化」と季節に表れる民族性/心を表す風景構成法 フィリピンの山、日本の山/時を隔てて蘇る記憶(1) 通訳者の再外傷体験/時を隔てて蘇る記憶(2) 通訳者の同調現象/疑心病(イー・シン・ビン) 中国帰国者の家族のこころの葛藤)|第二章 国際結婚とストレス(喪失体験 愛情の代償を求めて/栄光と挫折のイメージ ある中国人女性の「不調」/金を使ってしまうビョウキ ある夫婦の金と酒/「ダディー」と「おとうさん」 二つの文化の間で揺れる「娘」/責任転嫁 国際結婚にみられる、責任を嫁に転ずる傾向/「中国人花嫁」とニッポン農村社会 気質の違いが生み出すもの/夫婦のひし形 合わない性格/「日本デ医者、デキマスカ?」 予防医学としての正確


NAFL日本語教師養成プログラム
今、申し込むと、1週間~10日前後スタート!
月刊日本語 定期購読 日本語の教え方・短期実践講座
今、申し込むと、1週間~10日前後スタート!

background by 創天
Copyright © 2001-2006 NIHON MURA. All rights reserved