日本語教育のかなたに ―異領域との対話
日本語教育がもつ問題点を、あらためて歴史的観点から見なおしてみませんか。そのうえで、これからの日本語教育のあり方を考える本です。論壇を代表する人たちの対論を収録。日本語教育から歴史学、政治学、社会学など広い領域にわたって言及しています。日本語教育関係者や日本語ボランティア、大学(院)生におすすめです
CONTENTS●はじめに●第一章 対話にいたるまで:日本語教育の硬直性/戦前と戦後に通底するもの/日本語教師が背負う政治性/セルフディスエンパワーメント●第二章 対話という語り:「言語」ではなく「語り」として/記憶は言語で語れるか/「不在化」させられる人たち/それでも語る●第三章 対話集対話:花崎皋平/安田敏朗/川本隆史/小熊英二/鄭 暎惠/駒込 武/イ ヨンスク/長志珠絵/西川長夫/井上達夫/小森陽一/春原憲一郎/姜尚中●第四章 対話をふりかえって:「理解すること」と「受け入れること」/マイノリティの「内在性批判」/母語のこと/ケアとしての日本語教育/直接法の問題性●第五章 言語多文化主義とは:相手の呼びかけに耳を傾ける/根源的な受動性/多ディスコース主義/すっと立つ●第六章 日本語を教えるということ:力能化する日本語教育への疑問/海外の日本語教師への疑問/教師と学習者の関係性/他の言語の犠牲の上に成り立つ日本語/真の多文化主義とは/母語ではなく母語として/言葉を持つことの重圧/言語の共同体の持つ差別性/哀しみからはじまる日本語教育●おわりに




